茅野市観光協会の鈴木専務をお迎えしていますので、観光について考えてみました。観光客のインバウンド/アウトバウンド格差のデータが日本政府観光局というところから公表されています。
年 訪日数 内観光客 出国者数
2010 8,611 6,361 16,637
2011 6,218 4,058 16,994
この数字をみると、改めて東日本大震災の影響の大きさが解ります。2012年1月2月も引き続き対前年比でマイナスが続いているようです。
S=P×Q
売上高(S)=単価(P)×数量(Q)観光に関して言えば、1人当り消費額×人数となります。不況期は、P(価格)を上げることはかなり難しい。Q(数量)を如何に増やすかが課題だと言われています。新規客を増やすか?既存客を増やすか?という問題では、やはり既にとっかかりある既存客へのアプローチの方が易しいと言われています。既存客をリピーター化する、滞在日数を延ばすということが、数量増に繋がります。私はここ数年10年ぐらいになるでしょうか、毎年のように沖縄に行っています。スキューバダイビングで行ったのがキッカケですが、その後マラソン大会に参加するようになり、最近はただ滞在を楽しむ目的で行っています。沖縄の魅力は、人の付き合いの濃さが濃いところかな、と思っています。タクシーの運転手も、ホテルの人も、居酒屋で隣りあう人達も、とても人なつっこい人が多くて、癒される気がしています。こういう街は、また行きたくなるのだと思います。今回の釜山訪問を通しても、この人の繋がりの大事さを実感したところです。こういう雰囲気をこの地区でも出来ないものかな、と思っています。
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Last Update:2012年03月28日