諏訪地方も梅雨に入り雨降る日が多くなってきました。うっとうしい季節ですが梅雨に負けず元気に過ごしましょう。今日がこの会場での最後の会長挨拶です。
もう一年が過ぎたのか月日の早さをつくづくと感じます。
最後の挨拶も論語にしました。「未だ一簣を成さざるも止むは吾が止むなり」です。
あと一歩で完成だという時に手を離してしまえば仕事はいつまでも終わらないままです。
たとえ99%終えていたとしても残りの1%を完成させることを放り出してしまえば、結果として何もしていないのと同じです。最初から最後まで神経を張り詰めて仕事を完遂するのは大変なことですが、残り1%でこれまで頑張ってきた99%を台無しにしてしまうほどもったいないことはないでしょう。残りの「あと一歩」にはこれまでの「99%」が生きるか死ぬかがかかっているのです。最後の一瞬こそ、最も気を引き締める時だという気持ちで臨みましょうと云っています。私の会長職もメンバーの皆様方のご協力で無事にほぼ終わりとなっています。
残りはさよならパーティーです。楽しく思い出に残るパーティーとなる様に最後のお願いをして有終の美を飾りたいと思っています。終わりよければ全て良し。宜しくお願いします。
六月です、梅雨入りも間近です。木々の緑もいっそう濃くなってきました。吹く風も花の香りを乗せて清々しく感じます。
例会での会長挨拶も残り2回となって来ました。何を話そうか迷いましたが先日頼岳寺の説法にあった三つの正願の事をお話します。
私達が仙様の前で手を合わせてお祈りする時、以下の三つを基本に祈って下さい。
1つ、この人生の中でいかなる困難に出会っても乗り越えられる心と体をお与えください。
1つ、いつでもどんな時でも自分が正しい判断が出来ますようお守り下さい。
1つ、私の長き人生の中で良き人と良きご縁に巡り合えますようお見守り下さい。
この祈りを心に込めてお祈りすると仙様は必ず願を聞いてくれるはずですとの事です。仙様の前では雑念を払ってお祈りして下さい。